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Column

2018年12月10日
風水の真実が理解されていない ~前編~

何気なくテレビを見ていたときのこと。全身に赤いドレスをまとった若い女性タレントに向かって司会者が、「今日の衣装はみごとに“赤”で統一されていますねえ。赤色がお好きなんですねえ」そういって彼女にマイクを向けました。
すると、「そういうことじゃなくて、今日は風水学的にダメな日だから、赤い服にしなさいって風水の先生からいわれたんです」彼女の答えを聞いた司会者の男性も、「なるほどー」と納得した様子でした。

 

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このやり取りを見ながら風水はもう“ブーム”といった段階を通り越し、すっかり日常生活のレベルに定着したのだなあと思ったものです。
けれど、では風水がみなさんに正しく理解されているか?といえば、見る限りその答えはNOだといわざるを得ません。

 

ずっと正統風水の研究を続けてきた中で「今日は風水学的にダメな日だから、赤い服を着ると良い」というのが、既に理解に苦しみます。風水学的にダメな日とは、いったいどんな日を指すのでしょうか…。
赤い服を身にまとうと“ダメな日”が“良い日”になるとでもいうのでしょうか?
どうもよくわからないのです。

 

【風水】と【占い】は別!
かつて風水がブームになったとき、それこそ様々な“風水師”がマスコミに登場し、勝手で多様な解釈をしてみせました。最も良くないのは“風水”と“占い”とを混同したような解釈で、あたかも風水は占いの新たな分野であるかのような印象を人々に与えてしまったことです。

 

それがそのまま定着してしまい、どうも日本に広まった風水が“占いじみている”ような気がして仕方ありません。

 

「風水的にダメな日」といった発想もそうですが、赤い服を着ることで
“ダメ”が“良い”に転換できるというアドバイスなどは、まったく風水と占いを混同しているとしか思えません。

 

~後編に続く~