2016年1月26日
2016年はどんな一年?

風水における暦では、立春の2月4日を新しい年のスタートとしています。

2016年を良い一年にするために、『九星』と『干支』で読み解いてみましょう。

 

『九星』とは一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星の9種類の実在しない星にたとえられた気の様態で、毎年変わる九星の位置により、吉凶方位などを判断します。

2016年を『九星』で見ると二黒土星が図の中心に入っています。これを「二黒中宮の年」といいます。

二黒は「家庭円満」「健康」「内助の功」を表しますので、家庭、健康を大切に過ごしましょう。

 

 

2016年 年盤
2016年 年盤(風水では、北を下側に表記します)

 

 

 

 

『干支』は「かんし」と読み、「十干」と「十二支」を組み合わせたものです。

 

「十干」とは、木、火、土、金、水の五行をそれぞれ陰と陽にわけたもので

甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸の10種類です。

 

「十二支」はおなじみの子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥の12種類の動物です。

 

10と12をそれぞれ順番に組み合わせ、全部で60通りあり、一巡すると還暦となります。

 

 

 

2016年を『干支』で見ると  丙申(ひのえさる)年です。

『丙』は、陽の気がさかんとなったことを意味し、

『申』は「伸」に通じ、「物事の成長、伸長」を意味します。

 

 

丙申の年は「やる気、元気を持って事に当たれば、伸長、発展する。

ただし、満つれば欠けるのが世の常、その備えもしておく!」となります。

 

上記を実行していただき良運を得て、毎年変わる方災にしっかり対策をし、

2016年を、素晴らしい1年にしましょう!方災と対策については、今後詳しく、

解説して参ります。

 

 

ちなみに、2016年の ラッキーカラーは「」「茶色

ラッキーナンバーは「」「10

ラッキーカラー、ラッキーナンバーを普段の生活に取り入れ運気アップにお役立て下さい。

 

2016年1月25日
発展しつづける横濱中華街の秘密は風水にあった!⑯大風水と小風水

現在の横濱中華街は天・地・人が揃った風水最高の地

横濱関帝廟建築に当たり、この街出身の中山厳先生(副理事長・一級建築士・横濱中華街にある公共の建物すべての設計を手がける)に白羽の矢が立った時の年齢は33歳。中国古典建築の本や資料を読み漁り、中国や台湾へ何度も足を運び、2年の歳月をかけてやり遂げました。

 

「人の手配や材料の取り寄せ、何もかもがすべて初めての試みでしたが成功させることができ、天命だったと感じましたね。それも全てここに住む華人の人々の結束と協力、何よりも後世にこの街をよい状態で受け継いでいきたいという強い意志があってこそ。」と中山先生。

 

21-外観 変更

 

今日の横濱中華街が日本一と言われるほどの観光地にまで発展したのも、吉日時を選んだ「天の気」、四神の牌楼などの「地の気」、そして前向きに努力する「人の気」が揃って、初めてよい街づくりが完成し、永続的な発展が現実のものとなるのだという事です。

 

 

風水には種類がある?

元々は「大風水(地理風水)」といって、何をしても上手くいく環境の整った土地である龍穴=パワースポットを探して、居住の地を構えることが風水に於ける本来の目的でした。

 

横濱中華街は街そのものに風水建築・風水設計を取り入れた、いわば「中風水(風水都市)」。ビル一棟に風水を取り入れて設計・建築した場合も中風水です。

 

では、私たちが住んでいる家はどうでしょう?
龍穴となる土地はおろか、街やビル、マンションそのものが環境整備されている物件はまずありません。

 

そこで、戸建や集合住宅など個人で風水を整える「小風水(DIY風水=自分自身で行う風水)」が、最もポピュラーになっています。

 

戸建や集合住宅、店舗や事業所に取り入れる風水は横濱中華街ほど大がかりではありませんが、考え方は同じでどちらも「環境整備学」です。自分の住まいやオフィスに何をしても上手くいく気の流れを作りだし、パワースポットに変えてしまうことが出来るのです。

 

 

「化殺風水」こそが究極の風水

自分自身で取り入れられる風水とは、一体どのようなものでしょうか。自分の住まいの土地四隅に大きな四神の牌楼など建てられません。

 

そのような場合には、住まいの中に青龍、朱雀、白虎、玄武の置物をそれぞれに配置することで、それぞれの瑞獣に活躍してもらうのです。

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既に住み始めていても、中古物件であろうと、戸建・集合住宅・テナントなどに関わらず、その物件に応じて取り入れられる風水があります。どの物件にも共通するのは、入口(玄関)を入った右側に「龍」を置く、マイナスエネルギーを強力に浄化・吸収して気の流れを整える「気場改良」などです。

 

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化殺風水を生活にとり入れて、「上げ運住宅」や「千客万来店舗」を実現し、よりよい人生にしていきましょう。

 

2016年1月22日
発展しつづける横濱中華街の秘密は風水にあった!⑮會芳亭

 

會芳亭(かいほうてい)

明治3年(1870)頃に開かれた劇場兼料亭の会芳楼を名に残す会芳亭は、関帝廟裏手の山下町公園にあり、子供達や町の人、横濱中華街を訪れた人たちの憩いの場としてにぎわっています。

 

入口に配された獅子は右が雄、左が雌で、雄獅子は手元に財球といわれる玉を携え、雌獅子は子供を抱いています。

 

その後、経営者の交替などが影響し明治10年ごろには姿を消しました。明治16年(1883)には清国領事館の新館が落成。現在の姿は2000年6月に落成式とリニューアルオープン。

 

六角形の休憩所「会芳亭」。観光客や、地元の人の憩いの場所になっています。屋根は、中国北京で作られた瑠璃瓦を使用。

 

公共の施設なので、宮殿建築ではなく、庶民建築で建てられています。屋根の内側も豪華絢爛な金箔などではなく、瑞獣モチーフを用いずに、山水画が描かれています。

公共の建物は風水の思想に基づいて色が決められることも多いですから、カラフルな色を表現できる瑠璃瓦が重宝されるのです。

 

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2016年1月19日
発展しつづける横濱中華街の秘密は風水にあった!⑭横濱中華街の九龍壁

九龍陳列窓の九龍壁

横濱中華街と横浜建築助成公社及び横浜市が協力して設置した展示スペース。このスペースは横濱中華街の街づくりの一環として、中華街及び中国文化に関する情報を発信する場です。

 

展示スペースの後ろの壁は「九龍壁」といわれるものでできています。九龍壁というと北京の故宮(清代乾隆建造)、北京の北海公園(清代乾隆建造)、山西の大同(明代建造)が有名です。

 

古来より中国では、九・五は吉祥な数字として尊ばれています。九は十の一つ前で、完璧になる前の最も良い状態を表し、五は中央・皇帝の位置を示しています。それゆえ、九龍壁の中の龍、山、波濤、雲などが九と五の数で組み立てられています。横濱中華街の九龍壁は、北海公園内にあるものを参考に、北京で製作したものです。

 

全長11.58m、高さ1.87m、厚さ7~32cmで、現物の約1/2の大きさで作られました。

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2016年1月15日
発展しつづける横濱中華街の秘密は風水にあった!⑬横濱媽祖廟に祀られている神々

媽祖廟で祀られている神様たち

媽祖廟には他にもたくさんの神様たちが祀られています。

 

金運招財財産安全の神様「福徳正神(ふくとくせいしん)」

 

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子宝の神様「註生娘娘(ちゅうせいにゃんにゃん)」

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安産の神様「臨水夫人(りんすいふじん)」

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縁結びの神様「月下老人(げっかろうじん)」

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学問の神様「文昌帝君(ぶんしょうていくん)」

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遠くを見る目であらゆるものを見分ける「千里眼(せんりがん)」

 

千里眼

 

 

遠くの声を聞く耳であらゆる声を聞き分ける「順風耳(じゅんぷうじ)」

 

順風耳

媽祖廟でも関帝廟と同じように参拝することが出来ます。

風水上、最高の立地の横濱中華街の媽祖廟でお参りして最高の運気を手にいれましょう。

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媽(はは)という意味を持つ媽祖様は、航海を護る神様としてのみならず、自然災害や疫病・戦争・盗賊から人々を護る女神様として、現在でも中国大陸・台湾はもとより、華僑が住む世界各地で信仰されています。(一部画像は横浜中華街発展会協同組合より転載させていただきました)

 

2016年1月12日
発展しつづける横濱中華街の秘密は風水にあった!⑫横濱媽祖廟の風水

媽祖廟には風水の秘密がいっぱい

邪気を不可侵とし、反面財運は強烈に招き入れる獅子一対を入口に配し、回廊外壁には風水の基本中の基本であるも用いています。

 

廟の看板にはそれぞれ入口に、出口にが描かれています。「龍の口から入り、虎の口から出てくることにより、自分のこれまでの悪事が清められ、出てきた時には晴れやかな気分になり、更には災いも消えて無くなっている」という意味があります。

中山先生(国際・風水協会 副理事長、一級建築士、横濱中華街にある公共の建物すべての設計を手がける)曰く、最も苦労したのはどの角度からも八角形に見えるように計算された本殿。周囲全てのマイナスエネルギーを祓う八卦のパワーが存分に取り入れられました。

 

 

媽祖廟のご利益

運気:家内安全・商売繁盛・志願成就・開運成就・身体健全・社運隆昌・交通安全・旅行安全・厄難削除・合格成就・安産祈願・息災延命・良縁成就・無病息災・除災招福

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次回は横濱媽祖廟に共に祀られている神々をご紹介致します。

2016年1月8日
発展しつづける横濱中華街の秘密は風水にあった!⑪横濱媽祖廟

横濱媽祖廟(よこはままそびょう)

「天妃」「天后」「天上聖母」の名を持つ実在した女神 中国歴代の皇帝も敬意を表す媽祖様とは

 

媽祖様は、およそ千年前の北宋時代に実在した女性です。幼い頃から才知に長け、神から銅製のお札を授けられたと言われています。銅にはマイナスのエネルギーは寄せ付けず、良質なエネルギーだけを集めるパワーがあります。

 

正統風水アイテムの置物に銅製が多いのは、古来からの伝承と、銅製品を活用してきた数多の先人たちの功績によるものです。

 

媽祖様はその銅製のお札を使い悪や災いを退け、人々の病を癒しました。修行を終えて天に召された後も、海上で難民を救助する姿が見られ、人々は廟を建て護国救民の神様として祀るようになりました。

 

中国歴代の皇帝も航海の安全を護る海の神としてのみならず、自然災害や疫病・戦争・盗賊から人々を護る女神として敬意を表し、現在も華僑の住む全世界で信仰されています。

 

 

 

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次回は、横濱媽祖廟に取り入れられている風水をご紹介致します。

2015年12月29日
発展しつづける横濱中華街の秘密は風水にあった!⑩玄武門

 

後方の守り神 玄武門(北)

四神:玄武

 

守護神は玄武神、季節は冬、色は黒

玄武門は長寿と繁栄をもたらす意味を持つ牌楼。神は玄武神。
亀に絡みつく蛇の姿を想像上の瑞獣の玄武は、四神の中で他の三神とは異なり二匹の動物で表されています。
亀(玄)と蛇(武)が陰陽(男女)の交わりの象徴とも言われ、子孫繁栄をもたらすとされています。
また、甲羅は山を表し、背後からの攻撃を防ぐ守りの役割があります。
そのため中国の皇帝は北を背にして座り、その後ろに亀と蛇の二つの置物を合わせて置いていたと言われています。

 

道教の世界では「玄武玄天上帝」という最高位の神の一つとして崇拝されています。「悪霊が憑いた時に祓ってもらう」「予期せぬ攻撃から守ってもらう」など今なお深い信仰を受け続けているのです。

 

 

玄武の防御パワーで攻めの改運を!

玄武は北の方位や玄関・入口から一番遠い場所に置くことで悪霊を祓い、災いを除けてくれる守護神になります。玄関の反対側となる住まいの背後を手堅く守り、家運そのものを安定させてくれる働きがあるのです。

 

玄武の置物を机の後ろや書斎の椅子の後ろに置くと、ビジネスが問題なく進行し、ライバルや商売敵との競争が有利に展開するといわれています。
教授室や社長室などの社会的地位の高い人の部屋は、ドアを入った奥正面に机とドアの方へ向いた椅子があり、その背後には飾り棚や本棚などの「後ろ盾」があります。これは背後を守る玄武の法則からきています。

 

勝ち抜くことが必要な人、事業主などは特に玄武のパワーを活用すると成功運が高まるでしょう。また、北の方位は陰陽五行説で「水」を象徴することから、火の気が強い所や紙類の多い倉庫など、火事の心配があるところに置くこともあります。

 

【四神相応】の環境を創りだす風水アイテムは当協会の認定店風水改運中心で取り扱っております。

 

北方位が司る運気

夫婦関係・部下運・情熱・自由・平和・慈しみ・秘密

 

 

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次回は、横濱媽祖廟(まそびょう)を紹介致します。

 

2015年12月22日
発展しつづける横濱中華街の秘密は風水にあった!⑨延平門

ライバルに打ち勝つ 延平門(西)

四神:白虎

 

守護神は白虎神、季節は秋、色は白

延平門は日没を見送り、平和と平安が末永く続くことを願う牌楼。牌楼の全てを白で統一すると、その見た目が寂しくなることから、延平門の名に相応しく安定を表す緑を基調として白との調和を図っています。

 

朝陽門(青龍)と同様に延平門は白虎門とは言いません。延平門地域の人々は「龍虎一対」の思想に基づき、「朝陽門に青龍の名が入っていないのだから、西の牌楼も白虎門とは名づけずに別の名前をつけて欲しい」との希望が多くありました。そこで、平安がずっと続きますようにと延平門と名づけられました。

 

虎は怖くて凶暴なイメージが強い動物ですが、命がけで子供を守る姿が親子関係の愛情や絆を深める象徴として捉えられ、また、一睨みすれば周囲が恐れて逃げて行くことから、その姿とは反対に平和や安定をもたらしてくれる働きがあります。四神の中で、唯一実在する動物であることも忘れてはいけません。

 

白虎のパワーは使い方が大切!

人間は古来、虎を恐れる一方でその威圧感と勇敢さを崇拝してきました。四神の中で白虎は唯一、凶性を表す瑞獣です。使い方を誤ると人間関係に害を及ぼすことがあるので用いる時には注意が必要です。その為、虎は自分の座席の右側に置いて、対面している相手に虎を飼いならしたようなイメージを抱かせます。

 

家の玄関や事務所の入口などに置き、守衛の役割をさせるのが一般的です。殺気の侵入を防ぐだけでなく、権威や闘争心を自分に移し替えて、リーダーシップを発揮することが出来ます。一人暮らしの女性やお年寄りの住まいでは、邪気を祓いガードマンの役目を努めてもらうべく積極的に取り入れる人も多いです。

 

殆どの場合単体で用いずに青龍とペアで用いて、虎の強過ぎる勢いを青龍に上手に抑えてもらいながら、どちらのパワーも存分に発揮出来るようバランスを整えます。いずれも青龍よりも白虎のパワーが強過ぎると人間関係を悪くする恐れがあるので、龍虎のバランスは非常に大切です。

 

【四神相応】の環境を創りだす風水アイテムは当協会の認定店風水改運中心で取り扱っております。

 

 

 

西方位が司る運気

金銭運・恋愛運・楽しみ・豊かさ・歓喜・親しみ・人情

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2015年12月18日
発展しつづける横濱中華街の秘密は風水にあった!⑧朝陽門

財運出世を司る 朝陽門(東)

四神:青龍

 

守護神は青龍神季節は春、色は青

朝陽門は日の出を迎える牌楼。朝陽が街全体を覆い、繁栄をもたらす意味を持ちます。青龍とは本来、東方位にあたる山並みの事を言います。くねくねと蛇行して伸びる形が最も理想的とされ、その姿は躍動感のある力強い龍を象徴しています。

 

また、川の流れも然りです。東方位を活性化させると、財運出世や地位をもたらし、その効果は子孫にまで繁栄すると言われています。また、進出力や新規力、想像力をアップしてくれる効果もあります。

 

青龍のパワーを自分のものにする!

金運・仕事運・家庭運・健康運・恋愛運・対人運などあらゆる運気をアップさせてくれるですが、中でも代表的な3つの作用があります。

 

①邪気祓い、読んで字の如く、自身が目標に向かって夢を実現させる時に障害となるもの全てを祓ってくれる働き。

 

②富貴吉祥、富貴とは、立身出世を叶え、金運が上昇することを意味しています。

 

③招貴人、自身にとって高みに導いてくれる人、例えば仕事を有利に運べるような上司、部下、ビジネスパートナー、または恋愛面で伴侶となる素晴らしい人生のパートナーなどを出現させてくれます。

 

本来は青龍のいる地を探してそこに住むことが最も理想的ですが、横濱中華街のように龍を据えることで同様のエネルギーを生み出すことがポピュラーな手法です。個人の住まいであれば龍の置物を置けばよいわけです。南の朱雀、西の白虎、北の玄武も同様です。

 

【四神相応】の環境を創りだす風水アイテムは当協会の認定店風水改運中心で取り扱っております。

 

東方位が司る運気新規力・創造力・チャンス・才能・成功・勇気・活発

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次回は、ライバルに打ち勝つ延平門をご紹介致します。