以前、江戸・浅草 『改運』パワースポット探訪②で、風水で欠かすことのできない「龍」の力を取り入れた「浅草寺」のお話をさせていただきました。
今回は「浅草寺本堂」と巨大なわらじが吊り下げられた「宝蔵門(ほうぞうもん)」のお話です。
有名な「雷門」を通り、賑やかな「仲見世(なかみせ)」の商店街を抜けたところには、
「宝蔵門」という立派な門があります。
宝蔵門には、門の左右に「金剛力士(こんごうりきし)像」が安置されています。金剛力士は仁王(におう)とも呼ばれ、かつては「仁王門」と呼ばれていました。
正面の阿(あ)・吽(うん)(左の阿形像・右の吽形像)の仁王尊には身体健全・厄難除け・虫封じを祈願します。
門の背面左右には巨大なわらじが吊り下げられており、この大きさが仁王様のお力を表し、「このような大きなわらじを履く者がこの寺を守っているのか」と、驚いて魔が去っていくと言われています。魔除けと健脚を願い、わらじに触れて行く人も多いです。
巨大わらじの左にはスカイツリー、右には五重塔があり、記念撮影スポットとしても人気があります。
「雷門」から「仲見世」を通り、「宝蔵門」を抜けると、いよいよ「浅草寺本堂」が目の前に見えてきます。
浅草寺の本堂・観音堂は江戸文化の中心・都内最古の寺院といわれ、本尊の聖観音像を安置しているので「観音堂」と呼ばれています。外陣には川端龍子(かわばたりゅうし)の描いた「龍の図」、堂本印象(どうもといんしょう)筆の「天人散華(てんじんさんげ)の図」の天井画があります。
宮殿の手前左右には脇侍の梵天・帝釈天像、宮殿の裏には秘仏本尊と同じ姿と言う「聖観音像」(通称・裏観音)、堂内後方左右の厨子内には不動明王と愛染明王(あいぜんみょうおう)像が安置されています。
浅草寺本尊は、「誰でもどこから来た人でも、分け隔てなく救いの手を差し伸べてくださる」という意味を持ちます。他に息災・縁結び・教化し難い者の心を菩提心へと導く御利益があり、日々世界中からたくさんの人が拝観・参拝に訪れています。
人生をより良くしていくために、風水環境に優れ、エネルギーの溢れる土地、浅草の「浅草寺」で参拝をして、『改運』へのパワーをいただきましょう。
※『改運』パワースポットの『改運』とは?
「何かいい事がないかなぁ?」と思うだけで状況が変わらない『開運』とは異なり、正統風水を取り入れて自らの手で積極的に運気の改善を図っていくこと。