道路、線路、河川、これらのカーブの外側にある住まいや店舗は「鎌刀殺(れんとうさつ)」といって、運気の衰退を招く凶相です。
孤独、難病、障害などの苦悩が絶えないことが多く起こりやすいのが特長です。
カーブの半径が小さいほど、また車や電車などの往来が激しいほど、河川であれば流れが激しいほど凶作用も大きくなります。高速道路のカーブも同様で、カーブの外側と同じ高さに面したマンションなども凶作用を受けます。
このような場合は、悪い気を反転させて良い気を集めるような対策が必須となります。
最もよく活用されるのが風水の鏡です。風水が発祥した中国を始め、中華文化圏以外でも風水鏡各種は多用されています。丁字路に面した建物、向かいの入口と面した店舗、電車の高架橋と同じ高さに面したベランダなど、多くの状況や環境に応じて建物の内外で各種の鏡を使い分けています。
◎八卦凹面鏡(はっけおうめんきょう)
凹面鏡は、中華鍋やパラボラアンテナのように鏡面の中央が窪んでいる形状の風水鏡です。
鏡面の周囲には、周囲の嫌だと感じる物事やイヤだと感じる人を遠ざけて、寄せ付けないパワーのある『八卦』がデザインされています。
凹面鏡は光を集める性質を持ち、そのため邪気を収束させ、もみ消すパワーがあります。
また、凹面鏡は逆さまに映ることから「照殺」といって悪いものを反対に良くする効果もあります。
設置場所はカーブに向けて玄関や入口の上(外壁)、外観に設置できない場合は玄関を入った正面の壁、下駄箱の上からドア(外)へ向けるなど、設置しやすい場所に飾ります。
鏡の設置場所は、カーブ(鎌刀殺)に近いほど効果は高まりますから、できるだけ建物の外側(外壁)に設置するのが理想的です。
※設置場所や設置方法は、周辺環境や建物の性質等により異なります。個別の風水改運相談にてご相談に応じております。