水晶が注目されることで、やがて広範囲にわたる鉱物が脚光を浴びることになりました。
水晶のみならず「黒曜石も良い」「鍾乳石も素晴らしい、エネルギーが高いようだ」……と、
実にいろいろな石が珍重されはじめました。
さまざまな石を置いたり、活用したりした人々の感想が広まり、そして集まり、石ごとの働きが
確立されていったのです。
これらのように、人や動植物そして住環境に対して何らかの良い働きが期待できる鉱物を
【パワーストーン】といいます。
西洋でも、目に見えないものを研究している人たちが鉱物の持つ力に着目して研究され
はじめ、やがてそれらが結びつき、パワーストーンの文化ができあがります。
ただこれにも確固たる文献があるわけではありません。
十六世紀に自然科学者たちによって著された書物はありますが、現在のパワーストーンの
文化は、さらにそれに実証を重ねたデータ学ということができるでしょう。
ですから人によって、「この石はこれに働く」という効能が微妙に違うこともあります。
同じアメジストでも、ある人は「安眠に効く」と言うし「財運に効果がある」と言う人もいます。
なかには「お金が出ていくのを防ぐ」と言う人もいれば、「高貴な色だから仏教専用。素人が持ってはいけません」と言う人まで現れます。
これらはその人たちが集めたデータに基づくものだから批判のしようがありませんが、
風水理論と一緒で、さまざまな実験を重ねた結果、ひとつの文化として確立されています。
このように、一見関係ないように見える風水とパワーストーンですが、
「パワーストーンは風水の一ジャンル」と捉えることができるのです。
パワーストーンを選ぶときに大切なのは、見た目の美しさではありません。
パワーストーンというくらいですから、『パワーの強さ』、すなわち『エネルギーの高さ』が
なにより重要ということになります。
『ホンモノ』にこだわり、『ホンモノ』を扱っている、
信頼できるお店で相談されるのが一番です!