現在の横濱中華街は天・地・人が揃った風水最高の地
横濱関帝廟建築に当たり、この街出身の中山厳先生(副理事長・一級建築士・横濱中華街にある公共の建物すべての設計を手がける)に白羽の矢が立った時の年齢は33歳。中国古典建築の本や資料を読み漁り、中国や台湾へ何度も足を運び、2年の歳月をかけてやり遂げました。
「人の手配や材料の取り寄せ、何もかもがすべて初めての試みでしたが成功させることができ、天命だったと感じましたね。それも全てここに住む華人の人々の結束と協力、何よりも後世にこの街をよい状態で受け継いでいきたいという強い意志があってこそ。」と中山先生。
今日の横濱中華街が日本一と言われるほどの観光地にまで発展したのも、吉日時を選んだ「天の気」、四神の牌楼などの「地の気」、そして前向きに努力する「人の気」が揃って、初めてよい街づくりが完成し、永続的な発展が現実のものとなるのだという事です。
風水には種類がある?
元々は「大風水(地理風水)」といって、何をしても上手くいく環境の整った土地である龍穴=パワースポットを探して、居住の地を構えることが風水に於ける本来の目的でした。
横濱中華街は街そのものに風水建築・風水設計を取り入れた、いわば「中風水(風水都市)」。ビル一棟に風水を取り入れて設計・建築した場合も中風水です。
では、私たちが住んでいる家はどうでしょう?
龍穴となる土地はおろか、街やビル、マンションそのものが環境整備されている物件はまずありません。
そこで、戸建や集合住宅など個人で風水を整える「小風水(DIY風水=自分自身で行う風水)」が、最もポピュラーになっています。
戸建や集合住宅、店舗や事業所に取り入れる風水は横濱中華街ほど大がかりではありませんが、考え方は同じでどちらも「環境整備学」です。自分の住まいやオフィスに何をしても上手くいく気の流れを作りだし、パワースポットに変えてしまうことが出来るのです。
「化殺風水」こそが究極の風水
自分自身で取り入れられる風水とは、一体どのようなものでしょうか。自分の住まいの土地四隅に大きな四神の牌楼など建てられません。
そのような場合には、住まいの中に青龍、朱雀、白虎、玄武の置物をそれぞれに配置することで、それぞれの瑞獣に活躍してもらうのです。
既に住み始めていても、中古物件であろうと、戸建・集合住宅・テナントなどに関わらず、その物件に応じて取り入れられる風水があります。どの物件にも共通するのは、入口(玄関)を入った右側に「龍」を置く、マイナスエネルギーを強力に浄化・吸収して気の流れを整える「気場改良」などです。
化殺風水を生活にとり入れて、「上げ運住宅」や「千客万来店舗」を実現し、よりよい人生にしていきましょう。