後方の守り神 玄武門(北)
四神:玄武
守護神は玄武神、季節は冬、色は黒
玄武門は長寿と繁栄をもたらす意味を持つ牌楼。神は玄武神。
亀に絡みつく蛇の姿を想像上の瑞獣の玄武は、四神の中で他の三神とは異なり二匹の動物で表されています。
亀(玄)と蛇(武)が陰陽(男女)の交わりの象徴とも言われ、子孫繁栄をもたらすとされています。
また、甲羅は山を表し、背後からの攻撃を防ぐ守りの役割があります。
そのため中国の皇帝は北を背にして座り、その後ろに亀と蛇の二つの置物を合わせて置いていたと言われています。
道教の世界では「玄武玄天上帝」という最高位の神の一つとして崇拝されています。「悪霊が憑いた時に祓ってもらう」「予期せぬ攻撃から守ってもらう」など今なお深い信仰を受け続けているのです。
玄武の防御パワーで攻めの改運を!
玄武は北の方位や玄関・入口から一番遠い場所に置くことで悪霊を祓い、災いを除けてくれる守護神になります。玄関の反対側となる住まいの背後を手堅く守り、家運そのものを安定させてくれる働きがあるのです。
玄武の置物を机の後ろや書斎の椅子の後ろに置くと、ビジネスが問題なく進行し、ライバルや商売敵との競争が有利に展開するといわれています。
教授室や社長室などの社会的地位の高い人の部屋は、ドアを入った奥正面に机とドアの方へ向いた椅子があり、その背後には飾り棚や本棚などの「後ろ盾」があります。これは背後を守る玄武の法則からきています。
勝ち抜くことが必要な人、事業主などは特に玄武のパワーを活用すると成功運が高まるでしょう。また、北の方位は陰陽五行説で「水」を象徴することから、火の気が強い所や紙類の多い倉庫など、火事の心配があるところに置くこともあります。
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北方位が司る運気
夫婦関係・部下運・情熱・自由・平和・慈しみ・秘密
次回は、横濱媽祖廟(まそびょう)を紹介致します。