発展しつづける横濱中華街の秘密は風水にあった!③横濱関帝廟

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中華街のシンボル

横濱關帝廟

商売繁盛・財運の神様 世界中で信仰される   関羽様

 

関羽様は三国志に登場する義理人情に厚い武将として有名です。関羽様の義を重んじ、真を尽くし、約束事を守り抜く信義と信用の精神が、商人にとっても最も大切であることから、商売の神様としても祀られています。記帳に長け、簿記の方法やそろばんを発明したとも言われ、商売上手の華僑たちは「財武神」として厚い信頼を寄せ、大変な人気があります。関帝廟で祀られる主神は、関羽様を神格化した名前である関聖帝君(かんせいていくん)と呼ばれ世界中のチャイナタウンで関羽様が祀られています。日本でもビジネス運や財運アップの為に、関羽様の神像や絵画、パネルなどを飾る事業主やビジネスマンが後を絶ちません。

 

ご利益:商売繁盛・入試合格・学業運・交通安全

 

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最高の場所と向きにある横濱関帝廟

 

 

横濱関帝廟は東の青、西の白、南の赤、北の黒の各牌楼に囲まれた中央にあります。四神の中央は皇帝が座す位置で、色は黄色と決まっています。そのため関帝廟は黄色を基調として建造されました。また、関帝廟は南向きに建てられています。これは皇帝が南を向いて座すことが、最も四神のパワーを得られる向きだからです。横濱関帝廟が横濱中華街のシンボルとして、今日までの発展・繁栄に大きな貢献を果たしているのは、風水を取り入れたことが大きな要因となっています。

 

次回も、発展、繁栄の運気を呼ぶ関帝廟の更なる秘密を解説致します。

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