2016年3月18日
風水の大事な3つのポイント① ~門=玄関編~

『風水』は、もともとは、古代の中国で子孫繁栄の運気を得るために
良い気の流れる土地を探し、そこにお墓を建てることでした。
お墓の風水は「陰宅風水」と呼ばれています。

 

当時、風水師は、良い気の流れる土地探しを主としていて、
地理師と呼ばれていたといわれています。
その後、隆盛の気を取り入れる環境整備学を国家の発展のために用い、
一般住居にも用いられるようになったのが「陽宅風水」という
現代の一般的な「風水」のことです。

 

その「陽宅風水」において、とくに重要とされるのが『門・房・灶』と
呼ばれる生活スペースです。
門は玄関や入口、房(ぼう)は各部屋やトイレ、
灶(そう)はキッチンのコンロ(火)のことです。

 

 

今回は、『門=玄関・入口』のお話です。

 

下の①~⑤の質問で、あなたの自宅、経営者の方は事務所や店舗の玄関は
Yes , No のどちらが多いでしょうか。

① 照明が暗い玄関

② 玄関に積まれた古新聞、古雑誌が置いてある

③ 雑に並べられた靴や、下駄箱にあふれんばかりの靴がある

④ 骨の折れた傘や、破れて使えない傘がある

⑤ 古くなってほつれた玄関マットを使用している

 

Yes は、いくつありましたか?

答えは、ひとつでも当てはまると玄関の風水は不合格です!

 

なぜなら玄関は「気」の入口だからです。
想像してみて下さい。汚れている、雑然としている玄関に
良い「気」が入ると思いますか?

 

「良い気」には「良い気」が、悪い気には悪い気が集まるものです。

 

汚れていても「いつか綺麗にしよう」と思って、そのままにしてしまいがちです。そのうち汚れていても気にならなくなってくるものです!そう、その状態に“慣れて”しまいます。

まずは誰でも始められる「整理・整頓・掃除」をしましょう。

しかし、これだけで安心してはダメです!
やっと、運気アップに繋がるスタートラインに立てた状態です。

 

 

玄関の運気アップ 4つのポイント

①玄関は清潔で、下駄箱内もスッキリしていると「良い気」が入りやすい。

②「赤色」など暖色系の玄関マットを敷き、こまめに洗濯する。

③観葉植物や天然水晶、浄化用の竹炭を置き、「気」を浄化する。

④外から玄関に入った右側に「龍」の置物を置き、良い「気」を呼び込む。

 

 

玄関は人間の体にたとえると、「口(くち)」に当たる場所。
悪いものを食べてしまうと不健康になってしまいますが、
栄養のある良いものを食べれば、健康な生活が築けます。
「整理・整頓・掃除」をして、上記4つの大事な要点を押さえ、
玄関はいつも清潔を心がけて、良い運気・幸運を招き入れましょう。

 

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2016年3月15日
方位の活用法

前回のコラムでは、「化殺風水の概念」を前編、後編と少し難しいタイトルでお話ししましたが、今回は多くの方が気にする「方位」のお話です。

 

方位にはそれぞれ、その方位がもつ独自のパワーがあります。

 

たとえば「北はお金を貯める」方位です。逆に「南はお金を動かす」というパワーを持ちます。
なので貯金したいお金は、自分の家から見て北の方位にある金融機関へ、株や投資などでお金を運用したい場合は、自分の家から見て南の方位にある証券会社などを使うといいでしょう。

 

実際に化殺風水師へ相談に来られた方の一例をご紹介しましょう。
都内で細々と家族でやっている家内制工業のような規模の経営者さんのお話です。

 

そこでは代々、鞄を作っていました。ところがそこの卸し先というのは遠く、北海道や東北方面ばかりだったのです。
ですからご主人は一ヶ月に一 度、集金旅行に出かけ、集めたお金を会社から見て北にある銀行に預けていました。
家業はというと、まあまあ繁盛していたようです。

 

それが息子さんの代になったとき、「毎月わざわざ出向くのは大変だ」と銀行振込みにしてもらいました。
振込先の銀行は、北の銀行を解約し南の銀行一本にして、運用するお金も蓄財もすべてこの南の銀行にしたのです。
すると不思議なことに、売上はそこそこなのに、いくら頑張っても貯金が増えなくなってしまったのです。

 

そこで化殺風水師に相談したところ、
「運転資金や当面使う資金は南の銀行でよいが、余剰が出たらすぐにその分だけ北の銀行に移動しなさい」との指導でした。
南の銀行にだけお金 を入れていたのでは、貯まるものも貯まらないというのです。

 

そこでさっそく北の方位の銀行に口座を開き直し、蓄財する努力を始めたところ一 気に運気が盛り返し、その後なんとビルまで建ててしまったというのです。
これほどにも方位のパワーというのは絶大なものがあります。

 

風水アイテムやパワーストーンの置き方、置く位置も含め、積極的に方位のパワーを利用することで大きな幸運が舞い込んでくる のです。

 

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方位は目に見えません。
インターネットで地図から方位を確認しても
実際に現地で風水師が計測すると、
まったく異なる場合が多々あります。
方位を活用する時こそ、信頼できる風水師に
あなたのお住まいやオフィスをみてもらいましょう。

 

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2016年3月11日
化殺風水の概念~後編

『 風水=環境整備学 』

 

前編で本物の伝統アイテムを使うことにより、「向かい風」「追い風」にしましょうとお話ししました。

 

ではどうすればいいの?ということになります。そこで化殺風水師の出番がやってきます。化殺風水師の仕事は【環境を洞察する伝統的な技術で原因を探り出し、可能な限り逆風を順風に変更するアドバイスをすること】です。

 

もっと解りやすく説明すると、化殺風水師は医者と思って下さい。

 

病気の原因を突き止め、対症療法をアドバイスするのが医者であるように、化殺風水師は、運気停滞の原因を突き止め、明確な改善法や必要な薬をアドバイスします。

 

医者のカルテに従い薬局で患者さんの症状に合った薬を選び、飲み方、扱い方を親身になって考え、その症状に最適な薬を出してくれるのが、信頼できる風水専門店のスタッフというわけです。

 

この場合の薬とは伝統的な正統風水アイテムです。

 

長い歴史の中で、「うまくいかないとき、このようなものを玄関に置いたらうまく事が運ぶようになった」という経験を持った親が子に伝え、子が大人になったときに思い出して、同じものを置いたら困ったことを切り抜けられたので自分の子にも伝えた。伝えられた子は、同じものを置くときに「鉱物と一緒に置くともっといいのでは?」とひらめいて水晶も一緒に置いてみたらすごく効果的だった。それを子孫にも伝えた……というような、長年の研究と経験が実を結び、現代の知識に統合されています。

 

もし親から聞いていて実践してみたが何も変わらないとか悪くなったなどであれば、その代で終わり子孫へとは受け継がれていかなかったことでしょう。

 

風水は人が長い時間をかけて培ってきた「知識の賜物」です。具体的に運命を改善し、よりよい人生やしあわせな家庭をつくりだす「環境整備学」なのです。と同時に、天文学、地理学、気象学、統計学、心理学、建築学、成功哲学までを総括した総合科学ということもできるのです!

 

今からでも遅くはありません!

 

信頼できる化殺風水師に相談し、よりよい人生を送りましょう!!

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風水羅盤

 

2016年3月8日
化殺風水の概念~前編

『努力が報われて成功する。風水はそのためにある。』

 

日々の暮らしの中で、みなさん頑張って努力をしています。

 

しかし、その努力が実を結んでどんどん成功する人と、努力が報われず徒労に終わる人に分かれていきます。
私たち風水の専門家から見ると、その理由はとても簡単に理解できます。

 

成功する人は「良い気」の集まる場所で生活やビジネスをしているからなのです。

 

一方、努力が徒労に終わる人はマイナスエネルギーに満ちた、いわば「二十四時間向かい風が吹きさらす環境」の中で生活し、仕事をしているという状況が多いのです。
そのマイナスエネルギーつまり「良くない殺気」のことを風水では「煞(さつ)」と表現します。(煞は中国で使う漢字で、日本語であえて表現するならば「殺」ということになります。)

 

私たちは知らず知らずのうちに、煞の場所で長い時間を過ごし、自分では気付かないうちに慢性的に疲弊したり、一所懸命に努力したのになかなか報われないということが起きてくると考えられています。
人は順応性が高く、悪い気にもすぐに慣れてしまいますが、悪い作用が消えてしまった訳ではなく、人が慣れてしまった後もずっと続いてしまうのです。

 

しかし心配することなどありません!煞に合わせて、対策する化殺風水の伝統技法を使えば、殺気の多かった場所をも良い気の場所に変更することさえできたりします。

 

あなたの行動ひとつで、今まで向かい風だった場所が追い風に変わるのです。

 

化殺とは「煞」を化かすことを意味しています。

 

化かすためには伝統のある本物の風水アイテムを用います。
努力が報われるためには、ご自身の生活環境の中の「煞」を知り、対策することが近道です。

 

「一所懸命に頑張ってもダメなものを、風水で変われば世話ないわ!」と思う方にこそ、まずは試していただきたいと思います。

 

ちょっとした簡単なことで、あなたの環境が大きく変わり、努力が報われ、追い風が吹くようになるのですから!!                ~後編へ続く~

協会の龍

 

 

2016年3月4日
江戸・浅草 『改運』パワースポット探訪⑥浅草神社・伝法院

今回、6回目を迎える、江戸・浅草 『改運』パワースポット探訪。

 

たくさんのご利益と共に、風水の智慧が活かされた浅草寺諸堂の数々を、ご紹介させていただいております。

 

今回は浅草の総鎮守・三社さま、こと「浅草神社」と、秘蔵の庭園と称される「伝法院(でんぽういん)」のお話です。

 

 

 

 

浅草神社

 

浅草寺のご本尊を感得した檜前浜成(ひのくまのはまなり)・竹成(たけなり)兄弟、観音堂を創始した土師中知(はじのなかとも)の3人を祭神として祀る神社で「三社」と呼ばれています。

 

1649年に徳川家光が再興し、焼失した東照宮に祀られていた東照権現(家康)を合祀したといわれています。

 

震災、戦災をくぐり抜け、昭和21年に国の重要文化財に指定されました。

 

鴨居には、狩野重信作とされる鳳凰と麒麟(きりん)が描かれています。
鳳凰は発展、麒麟は平安をそれぞれに象徴し、神社仏閣には多用されているモチーフです。

 

普段は、鳥居をくぐると非常に静寂な「気」が漂っている平和で清々しい場所ですが、年に一度の三社祭(5月17、18日に最も近い土曜・日曜)では全国から神輿の担ぎ手が集結し、最も「人の気」でみなぎる活気づく時となります。

 

 

⑤浅草神社
浅草神社

 

 

 

 

 

伝法院

龍が飛び出す秘密のパワースポット

 

江戸時代の面影溢れる浅草寺の本坊・伝法院には、小堀遠州(こぼりえんしゅう)の作と伝えられる回遊式庭園があります。

 

元禄年間の住職、宣存僧正の坊号をとって「伝法院」と名付けられた。元禄年間に輪王寺宮家の直轄となり、明治まで秘園とされていました 。

 

現在では不定期に公開される時もありますが、通常非公開のため今もなお「秘蔵の庭園」と呼ばれています。

 

実は、この伝法院こそが知る人ぞ知る超・パワースポット。伝法院の池は湧水で出来ていることから、この池から飛び出した、富貴吉祥を招き災いを祓ってくれる「龍」が、門から正面の通りにプラスエネルギーを運び、「龍の流れ」を起こし続けています。

 

 

 

 

 

日本で一番古い繁華街として知られ今なお、人通りの絶えない賑やかな、土地のエネルギーの高い「浅草」。その浅草のなかでも、知る人ぞ知る超・パワースポットの1つ、伝法院のすぐそばに当協会の認定店である『風水改運中心・浅草店』があります。

 

浅草に来られた際には、ぜひ訪れてみてください。

 

 

 

 

伝法院

※『改運』パワースポットの『改運』とは?
「何かいい事がないかなぁ?」と思うだけで状況が変わらない『開運』とは異なり、正統風水を取り入れて自らの手で積極的に運気の改善を図っていくこと。

 

 

 

2016年2月29日
江戸・浅草 『改運』パワースポット探訪⑤常香炉(じょうこうろ)・二天門

前回、浅草を象徴する「浅草寺」で、一際目を引く美しい「五重塔」と、参拝の前に「龍」の力と水で自分自身を浄化できる、「水舎」のご紹介をさせていただきました。

 

今回は、お香の煙で身を清めることのできる「常香炉(じょうこうろ)」と、重要文化財に指定されている「二天門」のお話です。

 

 

 

常香炉(じょうこうろ)

 

「龍」で縁取られた大香炉です。香炉で焚かれるお香は、邪気を祓い、身を清めてくれます。風水でも土地や建物内、風水で使用する天然水晶などの浄化に、専用のお香を用います。

 

浅草寺では100円でお線香が販売されており、気軽に本堂(観音堂)の手前にある大きな香炉に供えることが出来ます。

 

古くから、焚かれている煙を自身の「悪いところ」につけるとよくなるといわれており、病気平癒や無病息災を願って頭や身体に煙を付ける人が大勢いらしゃいます。

 

実際には、参拝の前に薫蒸(くんじょう)された煙で自身の穢れを清めてそぎ落とすためにあります。

 

この大香炉の縁にも向かい合った龍があしらわれており、薫蒸された煙と共に富貴吉祥を招き、災いを祓ってくれる「龍」が境内を駆け巡って、常に境内を清めてくれています。

 

香炉
常香炉

 

 

 

 

 

二天門

 

「雷門」、「宝蔵門」に勝るとも劣らない、徳川家の栄光を残す門です。

 

本堂の東側に、浅草神社の鳥居に向かって東向きに建っています。

 

本来は浅草寺境内にあった東照宮(徳川家康を祀る神社)への門として建てられました。

 

「随身(ずいじん)門=警護のための門」で、重要文化財に指定されています。

 

東から参詣に訪れた人々は、まずこの門をくぐってから水舎へと向かっていたようです。

 

仏教の守護神である四天王のうち、向かって右には東方を守護する持国天(じこくてん)、左には南方を守護する増長天(ぞうちょうてん)が奉安され「二天門」と呼ばれるようになりました。

 

二天ともに上野・寛永寺の霊廟から拝領したもので、お互いが対称的な姿勢を取っています。

 

見るからに逞しい持国天、増長天からも、きっと『改運』のためのパワーをもらえます。浅草寺に参拝の際にはぜひ、ご覧になってみてください。

⑨二天門
二天門

 

※『改運』パワースポットの『改運』とは?
「何かいい事がないかなぁ?」と思うだけで状況が変わらない『開運』とは異なり、正統風水を取り入れて自らの手で積極的に運気の改善を図っていくこと。

 

 

 

2016年2月26日
江戸・浅草 『改運』パワースポット探訪④五重塔・水舎(みずや)

浅草のパワースポットといえば、「浅草寺」ということで、ご紹介させていただいております。

 

今回は、浅草寺のなかでも一際目を引く「五重塔」と、「龍」と「水」で浄化力の高い、知る人ぞ知るパワースポット「水舎(みずや)」のお話です。

 

 

 

 

五重塔

 

寛永寺、増上寺、天王寺とともに、「江戸四塔」と仰がれた浅草寺五重塔。関東大震災は免れましたが東京大空襲で焼失してしまいました。

 

現在の塔は本堂の西側、寛永8年(1631年)に焼失した三重塔の後地付近に場所を移して昭和48年(1973年)に再建されました。

 

旧塔に模して南西側(申(さる)の方位)の第三層の瓦には、猿面の瓦が用いられており、江戸城から見た「鬼門」封じの役割を果たしています。これにちなんだ「鬼の中猿も一匹浅草寺」という有名な川柳があります。

 

今年は申年ですので、ぜひ浅草寺に行かれた際には見つけてあげてください。

 

境内の浅草寺南側広場には五重塔ビュー(眺望)ポイントがあり、その地点に立ち五重塔を見ると、最も美しい姿が眺められます。

④五重塔
五重塔

 

 

 

 

水舎(みずや)

「龍と水」の最高の浄化パワー

かつて、本堂裏にあった噴水に安置されていた高村光雲作の龍神像・沙竭羅龍王像(さからりゅうおうぞう)を祀っています。沙竭羅とは仏法を守護する龍王の1人。

 

天井には東韻光画の躍動的な「墨絵の龍」が描かれています。龍や龍神は水を司る存在で、龍そのものは火事の多かった江戸時代には、火事除けの守り神としても崇められていたようです。

 

水舎は手水舎(ちょうずや)ともいい、参詣者が手や口をすすぎ清める場。
基本的な所作としては、
①龍の口から吹き出す水を柄杓で取る。
②左手→右手の順に洗う。
③左手に少量の水を取り口をすすいで清める。
④両手で柄杓を傾け、残りの水で柄の部分を洗い流して戻す。

上記一連の所作で、自分自身を浄化してから参拝することが基本です。

 

 

 

風水で欠かすことのできない、富貴吉祥を招き、災いを祓ってくれる「龍」は、水を好みますので、この水舎の龍は水を得て『改運』パワーが溢れています。参拝の前には、ぜひお立ち寄りされてください。

⑦竜王像
沙竭羅龍王像

※『改運』パワースポットの『改運』とは?
「何かいい事がないかなぁ?」と思うだけで状況が変わらない『開運』とは異なり、正統風水を取り入れて自らの手で積極的に運気の改善を図っていくこと。

2016年2月23日
江戸・浅草 『改運』パワースポット探訪③宝蔵門・浅草寺本堂

以前、江戸・浅草 『改運』パワースポット探訪②で、風水で欠かすことのできない「龍」の力を取り入れた「浅草寺」のお話をさせていただきました。

 

 

 

今回は「浅草寺本堂」と巨大なわらじが吊り下げられた「宝蔵門(ほうぞうもん)」のお話です。

 

 

 

有名な「雷門」を通り、賑やかな「仲見世(なかみせ)」の商店街を抜けたところには、

宝蔵門」という立派な門があります。

 

宝蔵門には、門の左右に「金剛力士(こんごうりきし)」が安置されています。金剛力士は仁王(におう)とも呼ばれ、かつては「仁王門」と呼ばれていました。

 

正面の阿(あ)・吽(うん)(左の阿形像・右の吽形像)の仁王尊には身体健全・厄難除け・虫封じを祈願します。

 

門の背面左右には巨大なわらじが吊り下げられており、この大きさが仁王様のお力を表し、「このような大きなわらじを履く者がこの寺を守っているのか」と、驚いて魔が去っていくと言われています。魔除けと健脚を願い、わらじに触れて行く人も多いです。

 

巨大わらじの左にはスカイツリー、右には五重塔があり、記念撮影スポットとしても人気があります。

⑥宝蔵門
宝蔵門

 

 

 

 

 

 

「雷門」から「仲見世」を通り、「宝蔵門」を抜けると、いよいよ「浅草寺本堂」が目の前に見えてきます。

 

 

浅草寺の本堂・観音堂は江戸文化の中心・都内最古の寺院といわれ、本尊の聖観音像を安置しているので「観音堂」と呼ばれています。外陣には川端龍子(かわばたりゅうし)の描いた「龍の図」、堂本印象(どうもといんしょう)筆の「天人散華(てんじんさんげ)の図」の天井画があります。

 

 

宮殿の手前左右には脇侍の梵天・帝釈天像、宮殿の裏には秘仏本尊と同じ姿と言う「聖観音像」(通称・裏観音)、堂内後方左右の厨子内には不動明王と愛染明王(あいぜんみょうおう)像が安置されています。

 

 

浅草寺本尊は、「誰でもどこから来た人でも、分け隔てなく救いの手を差し伸べてくださる」という意味を持ちます。他に息災・縁結び・教化し難い者の心を菩提心へと導く御利益があり、日々世界中からたくさんの人が拝観・参拝に訪れています。

 

 

人生をより良くしていくために、風水環境に優れ、エネルギーの溢れる土地、浅草の「浅草寺」で参拝をして、『改運』へのパワーをいただきましょう。

 

③浅草寺・観音堂
浅草寺の本堂・観音堂

 

※『改運』パワースポットの『改運』とは?
「何かいい事がないかなぁ?」と思うだけで状況が変わらない『開運』とは異なり、正統風水を取り入れて自らの手で積極的に運気の改善を図っていくこと。

2016年2月19日
元宵節(げんしょうせつ)

中国文化圏では旧暦の正月を「春節(しゅんせつ)」といい、盛大にお祝いする風習があります。

2016年は、2月8日から2月22日までの15日間が春節です。

 

 

 

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春節の横濱媽祖廟

 

 

冬至から数えて、新月(朔の日)が2回目に来た時を【春節】とし、春節から15日目の満月を迎える日を【元宵節】として、正月のお祝いを終えるのです。

 

エネルギーの高まる新月から満月までの15日間を、お正月の期間と定める習慣にされていたことは、とても感慨深いですね。

 

 

 

 

古来より中国文化圏の人々は元宵節にランタンを飾り華やかな雰囲気を創出して吉祥を呼び、邪気祓いを行っていたといわれ、現在でも中国と同じく風水文化圏の台湾では、元宵節の晩にランタンを空に飛ばして健康と安泰を祈願し、新しい年を迎える習慣が継承されています。

 

 

ランタン祭り
台湾ランタン祭り

 

 

 

 

元宵節には、【湯圓】(タンユェン)という甘い白玉団子を食べる習慣も根強く残っています。もち米を原料とした団子で、中には砂糖、胡桃(くるみ)、胡麻(ごま)、小豆餡などが入っています。
家族みんなで満月をかたどった湯圓を仲良く食べ、大切な人への感謝の気持ちをお互いに再確認します。また、湯圓には、『満を持す』『円満』という意味も含まれています。

 

 

 

 

 

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【湯圓】(タンユェン)

 

 

 

 

当協会になじみの深い、横濱中華街でも「横濱媽祖廟」にて春節の最後を飾る幻想的なお祭り

「元宵節燈籠祭(げんしょうせつとうろうさい)」が2月22日(月)、17:30~19:00の間に行われます。

 

メッセージ燈籠に書き込まれた人々の願いが天に届くように奉納獅子舞が披露されます。温かく柔らかな無数の光の中での勇壮な獅子舞はとても美しい情景です。

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元宵節燈籠祭

機会がありましたら、ぜひ春節のしめくくりである元宵節の良い「気」に包まれた、この時期の横濱中華街へ訪れてみてください。

2016年2月16日
江戸・浅草 『改運』パワースポット探訪②龍と浅草寺

前回、浅草を象徴する「浅草寺」は、江戸城(現在の皇居)から鬼門の方角(東北)に位置し、風水学を緻密に駆使して造られた街であること。浅草のシンボルとも言うべき雷門は、浅草寺への表参道入口の門、正式名「風雷神門」、通称「雷門」であることをお話させていただきました。

 

 

今回は、風水に欠かすことのできない「龍」の力を取り入れた「浅草寺」のお話です。

 

 

金の龍が住む浅草

浅草寺の正式名称は「金龍山浅草寺」。「天より百尺ばかりの金龍が舞い降りて、観音様をお守りした」との由来があります。

 

風水では、よい気(エネルギー)は、山脈(龍脈)を通って平地まで流れて行き、条件の備わったよい場所(龍穴=パワースポット)に集まるとされています。まさに浅草寺の金龍がそれにあたるのです。

 

すべての運気を司る「龍」と、色の中で最強のパワーを持つ「金」の組合せの名称は、それだけでも非常によい運気の継続を感じさせます。

 

 

浅草寺を始めとする神社仏閣には、家運隆盛を授ける「鳳凰(ほうおう)」や平和のシンボル「麒麟(きりん)」など、風水に端を発する瑞獣(ずいじゅう)たちが建造物に散りばめられています。

 

 

その中でも「龍」は実に様々な箇所に存在します。龍は災いを祓い、富貴吉祥を招き、貴(とうと)い人を呼び込んでくれる働きがあります。それゆえ、成功・栄華・発展・繁栄などを不動のものとするために用いられるのです。

 

 

浅草は645年に観音堂が建てられて以来隆盛が続き、江戸で一番の繁華街となったのです。1400年近くもの間、聖地として祭られ、日本だけでなく海外にも名の知れた多くの人達に親しまれる大繁華街へと発展してきました。

 

 

その中心となる浅草寺は、土地のエネルギーが非常に強いパワースポットで、まさに龍のエネルギーに満ちた場所。
観光客が日本一訪れるといわれる横濱中華街には牌楼(ぱいろう)という門があり、そこから中に入ると別世界が広がっています。
浅草も雷門を入ると、非常にエネルギーの強い仲見世(なかみせ)通りという商店街があり、真っ直ぐには歩けないくらい、いつも多くの観光客や参拝客で賑わっています。雷門は牌楼のようにパワースポットの入口となる門なのです。

 

 

風水を取り入れ、龍の力を活かして発展した浅草や横濱中華街、訪れた際には、「龍」や風水に端を発する瑞獣(ずいじゅう)たちを探してみてください。

 

地名入り地図

 

※『改運』パワースポットの『改運』とは?
「何かいい事がないかなぁ?」と思うだけで状況が変わらない『開運』とは異なり、正統風水を取り入れて自らの手で積極的に運気の改善を図っていくこと。