1月24日に旅行新聞新社より刊行の「もてなし達人の宿・優秀バスガイド2013年受賞者」に、黒田陽虹先生のコラムが掲載されました。
古くより、旅館・ホテルの「おもてなし」は、宿泊施設の規模や設備以上に、満足度を左右する大きな要素となっています。
本誌は、「この人なら大事なお客様を任せられる」「この営業マンはさまざまな企画を提案する」というように、全国のホテルや旅館の「おもてなしエキスパート」のインタビューやPRが掲載されています。
また、優秀バスガイドは“優雅な旅の案内人”であり“社内を始めとするバス旅行の演出家”です。
お客様に喜ばれるその道を極めるプロたちの日頃の成果や功績を讃えるものです。
みなさんも旅行や出張などで、「落ち着いて寛げる部屋」「まるで自宅のような安心感が得られる部屋」などに感動した事があるのではないでしょうか。
反対に、「何だか陰気な感じがして居心地が悪い」「枕が合わないだけでなく、何となく長い時間いたくない」という部屋に当たったこともあるのではないでしょうか。
このような「良い気」「悪い気」を感じるのは、宿泊施設の設備やインテリアだけではなく、そこで働く人たち(接客を行う人)の持っている「気」や、その宿泊施設に流れる「気」こそが、大きく関係しています。
黒田先生のコラムでは、≪「おもてなし」のための風水≫と題し、古代から続く環境整備学『風水』は、おもてなしの基本であることを述べられました。
おもてなしの相手となるお客様が求めるものは、「癒され・楽しく・元気になりたいという気持ち」であり、それに応えるためには、宿泊施設全体の「気の流れ」を良くする事が大切。
「気づかい・気配り・気働き・気苦労・運気・人気・活気・元気・短期・陰気」など、日常生活には「気」という言葉がこんなにも溢れています。
気の流れが良くない土地・建物・部屋があった場合でも、マイナスの気を和らげると共に、プラスの気に変える対症療法がたくさんあるのが風水の良いところ。
気の流れの良い場所では、お客様だけでなく、そこで働く人々や経営者までもが元気や活気に満ちて、心の底から最高の接客(おもてなし)が出来るようになります。と、締めくくられています。
国際・風水協会では、環境整備学「風水」の知恵と実践法を活用して、逆風を順風にし、気の流れのよい環境づくりを続けています。