7月3日、浜松町東京會舘にてピンクリボンのお宿ネットワーク第2回通常総会が開催されました。
ピンクリボンのお宿ネットワークは、乳がんの手術を受けて回復されていても、術後の痕が人目に触れることを気に病んで旅を諦めてしまうという女性の皆様に、周りの目を気にせずに宿での入浴などを楽しんで頂けるよう、全国の宿と温泉・観光地の旅館組合、観光協会、企業などが参加して、2012年7月10日に立ち上げたものです。
通常総会は、会長である福島県・匠のこころ吉川屋の畠女将の挨拶に始まり、副会長の旅行新聞新社代表取締役石井氏の挨拶。
さらに、来賓の(公社)日本観光振興機構常務理事、(一社)日本ホテル旅館協会専務理事からも、今後の連携・協力を深めてこの活動により、観光業界を活性化させることを期待するとのご挨拶がありました。
発足から一年が経過し、当初は50だった会員数が、200%アップの101へと大幅に増加した事。
女性の乳がん患者は年間5万人、男性でも2,000人といわれ、女性の16人に1人は発症の可能性があること。
その方々のご家族や友人を入れると、観光業界は200万人ものお客様を失っているとの試算もあります。
それらの報告などと共に、各議案審議を経て、通常総会は終了しました。
引き続き、事例報告会。
ピンクリボンのお宿ネットワークに参加している旅館・ホテルの内、実際に限定プランを行った4代表からのプラン内容、募集方法、参加人数、反省点や改善点などを具体的にお話しいただきました。
最後は、別室へ移動しての交流会で終了となりました。
最近では、女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが乳がん予防のため胸を切除したことでもニュースになりましたが、予防検査の励行や患者に対する理解などはまだまだです。
こと、日本に於いてはこれらの認知度や理解度は先進国の中でも常に10年遅れを取っていると言われています。
発足当初より会員である当協会に於いても、乳がんに限らず、肉体的・精神的な健全さのキープや向上を図ることの大切さを再認識致しました。
経験者の話を聞き理解を深める、自身の定期的な健康診断の受診など、個人でも出来る活動はたくさんあります。
「健康運」は、人生に於いて最重要視すべき運気でしょう。
金運や家庭運、仕事運や出世運がどれだけ良かったとしても、健康運がダウンしてしまえば、他のすべての運気に影響を与えてしまいます。
健康面に良くない影響を与えるのは、住まいやオフィスの周辺環境、部屋や寝室などの割り当て、梁や階段位置などの作りなど様々あります。
また、それらの影響は精神的な病、上半身への悪影響、集中力の低下など、詳細にわたります。
正統風水では、それらの原因をみつけて改善していくことが出来ます。
心身両面への健全を保つには、住まいやオフィスなどの空間を居心地の良いものにする、そこにいる全員が生き生きとして活動できる環境が必要です。
そのような空間を作りだすことこそが、現代風水の主流になっています。