西洋暦ながら重陽の節句である9月9日に合わせ、当協会主催の改運体験『【極】横濱中華街巡り』を催行しました。
テーマは、中秋の名月宜しく、時節柄『縁』。
青龍をシンボルとする朝陽門からスタート。季節なら春のエネルギーを持ち、創造力や推進力を高めるパワーがあります。
中華街の各牌楼には、それぞれの運気が良い意味があります。
青龍のパワーを得るなら、眺めるだけではなく、ぜひ柱に触れて直接気をもらってくださいね。
次に、すぐ近くにある、横浜中華街のガイドブックなどには掲載されていない、魔除けスポットをご案内。こちらは目立たないのですが風水を学ぶ人や、真剣に改運に取り組んでいる今回の参加者には詳しくガイドいたしました。
今回は『縁』をテーマにしたので、横浜中華街の中でも横浜媽祖廟は欠かせません。
道教の神様を祀る廟で、正式な名称は「横浜大天后宮」です。慈愛に満ちた疫病息災の女神・媽祖(天上聖母)が主神として祀られています。
媽祖は航海の安全を護る海の神としてのみならず、自然災害や疫病、盗賊から人々を護る女神として、中国大陸や台湾はもとより華僑が住む世界各地で信仰されています。
ほかの神々と共に祀られているのが、今回のメインとなるご縁を司る月下老人。
縁結びの神様である月下老人は、ペアになる男女のリスト=縁結び表を持ち、各人の手にある赤い糸が誰と結ばれるかをすべて把握しており、中華文化圏では大人気の神様です。
男女のご縁だけでなく、人間関係、仕事、商売関係などのご縁を良縁にして結びます。
月下老人の生誕日である旧暦8月15日の前日ということもあり、天運にも恵まれた日を選びました。
媽祖廟では、お線香を上げ、金紙を燃やして皆の祈願を天に届けました。
さらに、氣入れされた縁結び専用のお守りが今日のお土産です。
四神の中でも、特に重用されるべき玄武を司る玄武門でも、玄武の持つエネルギーや作用をガイドしながら、参加者一人一人にゆっくりと靠山(背後が守られる)ポーズを体験してもらいました。
「隙を見せない・作らない」どんなに順調な人でも、ちょっとした針の穴のような隙から、あっという間に運気が下降…というのはよくある話です。
仕事運、対人運、健康運など、各種の運気アップを図る時には、まず足かせとなっているマイナスエネルギーをできる限り軽減・緩和させることが大切!
玄武は、自分では見えないマイナスエネルギーから強く守護してくれるパワーがあります。
みんなで改運めぐりをした後は、お楽しみのランチ。
横濵中華街で最高峰と名高い老舗・満珍楼で季節のコースを堪能。上質なサービス、上質な空間、上質な食事、運気アップには良いエネルギーに触れて得ることがとても大切です。
中国料理のテーブルはほとんどの場合、円卓です。これは角がないことで殺気が発生しないこと。さらに丸でも楕円でも、角がない円卓は「上座」「下座」がなく、誰もが同列として過ごすことができるので、円満さを象徴する家具でもあります。
円満といえば満月。まん丸のお月さまは円満はもちろん、満を持す、大団円といったようなすべてが丸く収まるという大吉のエネルギーそのものです。
家庭円満、大切な人と分かち合い、お互いの存在への感謝を再認識できる中華菓子が月餅です。
中秋の名月には、空にあるお月様をお菓子に象った月餅を食べることで、満月のエネルギーを頂戴します。
萬珍楼特製の栗入り月餅などの詰め合わせをお土産に、参加者の皆さんは帰宅後も月餅で円満な氣に満たされることでしょう。