八卦太極と四神獣が刻まれた銅盤は、室内に置くことで、住居に風水吉相の土地がもたらす発展のパワーが宿ります。
八卦太極は嫌だと感じる人や物事を遠ざけ、新しい物事を生み出すパワーがあります。
その周りを四神獣が守ることで、バランスの取れた風水環境を整えながら幸福を招き入れる効果が生まれます。
銅盤の周囲に彫刻されている「帯飾り」は「如意」という伝統的な文様で、正式には「吉祥如意」という四文字熟語で表現されます。吉祥(ラッキー)が如意(思い通り)になるというデザインなのです。
玄関やリビング、書斎の机の上、デスクの引き出しの中など、置き場所は様々です。また、この盤を置き台にして、盤の上に水晶や風水アイテムを置けば、そのアイテムの持つパワーを最高に引き出してくれます。
その人の「桃花位」(※風水相談にて鑑定してもらえます)に置いて、上に桃花瓶を置けば異性運がアップします。風水専用の香炉を置いて香を焚けば、その場の気を浄化して邪気を寄せつけないようにしてくれます。
みなさんは奈良県で発見された七世紀末から八世紀はじめに作られたキトラ古墳をご存知でしょうか?
近年の研究で、石室の南の壁には朱雀、北の壁には玄武、東の壁には青龍、西の壁には白虎の四神が描かれ、天丼には太陽と月、そして天文図が描かれていたことがわかりました。
四神を配置するのは中央の玉座とされる「太極」の陰陽バランスを整え、エネルギーを活性化するためです。
この例をもとに、私たちの住居にも積極的に四神の力を取り入れたいものです。
まず、自宅の間取り図を見て下さい。手元に無ければ自分で図面を起こしてみましょう。バルコニーは無視して結構です。家の中心を確認したら家の東、西、南、北に印をつけます。
キトラ古墳のやり方で南に朱雀、北に玄武、東に青龍、西に白虎を配置して下さい。
四神を正しく置いて四神相応の地を招き入れましょう。環境を整え自ら運気を作り出すことで、健康運、財運、人間関係などすべての運気を良い方向へと導くことができるのです。