あなたは地球のエネルギーを感じていますか?①

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古代から人々は、天文を観察したり地形の変化を見極めたりして、宇宙規模のエネルギーの流れを感じ取り、それを利用しようとしてきました。
地震の前に動物たちが騒ぎ出したり、雨が降る前に鳥や虫たちの姿が見えなくなったりするのも、このエネルギー(
)の流れの変化を察知しての行動なのです。

 

元来、人間にもこのような気の流れを感知する力が備わっています。
例えば、森林浴を経験したことのある人ならお気付きでしょうが、木々の香りにリラックスし、心身が癒された経験があるはずです。そのとき心と身体に作用したもの、それが気の存在です。
リラックスしたのは、森林が発している気が五感を通して全身に伝わり、身体に作用した証拠なのです。

 

また、家や会社、ホテルなどで、「なんだか居心地が悪い」と感じることはありませんか?
これも気の影響なのです。ところが、人間は順応性が高い動物なので、気のせいと考えるうちにその環境に慣れてしまい、いつの間にか気がつかなくなってしまうのです。

 

しかし、これらの気は、ときに精神状態に大きな影響を与えます。気が悪ければ気分が落ち込むなどの悪影響を与え、気が良ければ心が明るくなり、居心地も良いのです。