易経の基本「陰陽五行」に基づいた風水学②


 

古くから日本を含む中国文化圏では、「物極まれば即ち返る」という法則(中国の古典「資治通鑑(しじつがん))により、すべては支配されていると考えられてきました。
つまり地球環境も、そして人の心も常に変化していると言うことです。しかし、私たち人間は一般的に安定を求め、変化を容易には受け入れられません。

 

人々の多くの悩みは「安定を求める心が、変化する状況に追いつかない」ことに原因があるようです。
例えば、異性と出合い関係が深まっていくと、気持ちや環境が変化していきます。最初のうちは、ワクワク、ドキドキしながら、この変化を受け入れます。
しかし、恋愛関係になると、段々安定を求め合うようになり、相手の心変わりを恐れるようになるものです。
そして、どちらかの心が変化して離れると傷つき、その変化を受け入れられずに、ストーカーのような行為に発展することもあるのです。

 

もし「易経」の教えを正しく理解すれば、心変わりをするのは当然のことと受け入れ、また、心変わりをする前に、接し方や環境を変化させて、破局に陥らないように対処することもできるはずです。

 

変化は陰陽の法則によってもたらされます。
陰陽とは相反する対極を示し、万物を生み出す力の象徴とされています。
天と地、光と影、太陽と月、男と女、これらはすべて一対のものであり、陰と陽の関係です。
そして、この世のすべてのものは陰陽から成り、絶えず変化しながらバランスを取り合っているのです。

 

風水学も、この「陰陽五行」に基づいています。
風水で重要なキーワードとなる「気」もまた、この自然界の法則に従い陰陽によって生まれ、絶えず変化しているのです。