世界中で祀られている「関羽様」

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日本では横濱中華街を筆頭に関羽様を祀る「関帝廟」が世界各地にあります。

 

關羽様に対する信仰は中国本土にとどまらず、次第に世界各地に広がりました。商売上手な華僑たちが移り住んだ場所=チャイナタウンには、殆どと言っていいほど関帝聖君を祀った関帝廟があります。

 

 

アジア、南米アメリカ、オセアニア、欧州各地だけでなく、中東、アフリカなど、およそ想像もつかないような国や地域にまで存在しています。
例えば、コスタリカ、キューバ、ドミニカ、ペルー、ポリネシア、グァム、ニューカレドニア、ナウル共和国、北マリアナ諸島、パプアニューギニア、ソロモン諸島、バヌアツ共和国などにも建造され祀られているのです。

 

さらに最近では、外国人観光客がアジア圏を旅行した際に、関羽様の神像をお土産として購入する人が増えています。
ビジネス運(正財運)を上げたい!と願うのは万国共通なのでしょう。

 

 

世界最大のチャイナタウン・横濱中華街の関帝廟

横濱関帝廟は、世界各地にある関帝廟の中でも「本物以上の美しさを!」を信条に、中国だけでなく台湾からもたくさんの専門職人を総動員して建造された中国伝統建築の集大成。着工日時にも「天の時」を選び、1988年8月8日午前8時8分8秒と、八方の邪を跳ね返す「八卦」と幸せの末広がりの「八」揃い。

 

ただし、縁起を担いだだけの語呂合わせではなく、横濱関帝廟にとっての発展・繁栄をもたらすように導き出された数字です。

 

さらには中華街の象徴として、街の太極(中央)の位置取りをし、関帝廟の四方と太極には銅盤、翡翠、水晶など、災いを鎮めて幸福をもたらす風水基本の素材を埋設したのです。
そんな横濱中華街の関帝廟には、関羽様から商才パワーを得ようと毎日たくさんの参拝客が訪れています。
横濱関帝廟の主なご利益:商売繁盛・交通安全・入試合格・ 学問