【情人節(バレンタインデー)】

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2月14日はバレンタインデーですね。街中ではチョコレートなどの特設販売会場を見かける機会が多くなりました。年々、様々な物がバレンタインのプレゼントの対象になっているようです。中国ではバレンタインデーは「情人節」と言います。

 

 

 

 

 

中国の「情人」とは「恋人」という意味ですから、「情人節」をそのまま日本風に表現すると「恋人の日」という意味になります。もともと中国 には「恋人の日」と言われる伝統的な記念日「七夕節 (旧暦の 7月 7 日)」 があるのですが、時代と共にこのバレンタインデーが広まり、現在では若者にとって、この記念日と同等かそれ以上に大切な一日となっています。

 

 

日本では女性から男性へチョコレートを渡し、愛の告白や日頃の感謝の意を伝える のですが、中国では反対で、男性から女性へプレゼントするのが一般的です。また、プレゼントのほか、食事のお誘いをすることなども多く、女性がそのプレゼントを受け取ったり、食事 を一緒にしたりすると、その男性を恋人と考えている、という意味になります。

 

 

「恋人の日」と言われる「バレンタインデー」と伝統的な記念日「七夕節 」。
2つの「情人節」を区別するために、旧暦7月7日を「中国情人節」と言い、2月14日を「洋情人節」と呼ぶ場合もあるようです。
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大切な人、好きな人へ感謝の気持ちや思いを伝える機会があることは、万国共通でとても素晴らしいことですね。そして、その気持ちは良運をも招きます。

 

 

 

本日のバレンタインに、自分の「思い」を伝えるご予定の方は、恋愛、縁結びの神様「月下老人」にお参りして、「運命の赤い糸」の良縁をお願いするのもロマンチックですね。

月下老人

 

 

月下老人は現世の人々の婚姻を司っており、神界で婚姻が決まると赤い縄の入った袋を持って現世に向かい、男女の足首に決して切れない縄を結びます。この縄が結ばれると、距離や境遇に関わらず必ず二人は結ばれる運命にあるといわれ、現代に伝承されていく過程で小指と小指に運命の赤い糸が結ばれると伝わってきたようです。

参拝は、横濱中華街の「媽祖廟」ですることができます。